2016年8月10日

web制作, webマーケティング

ホームページ作成前に絶対考えなければならない事 【コンセプトを決める】

ホームページを作ってもアクセスがなく、1、2年でサイトを閉鎖してしまうケースは良くあることです。
その原因の一つは、コンセプトを深く考えていないからです。

ホームページ制作するうえで重要なことは、しっかりとコンセプトを決めることです。
コンセプトなしに作成しては、見てほしいと思っているユーザーに、見せたい情報を伝える事ができません。

そこで、どのようにコンセプトを考えれば良いのかを、まとめてみました。

 

コンセプトとは?

コンセプトとは、直訳すると「概念」で大まかな意味内容となりますが、ホームページ制作におけるコンセプトは、誰に何の情報を伝えるのか明確にするということです。

通常のサイト・ブログの場合、どのようなユーザーに、どういう情報を提供するか明確にすること。
ネットショップの場合は、どのようなターゲットに売るのか、商品の価値は何か、どういう想いで売るのかを明確にすることです。

 

コンセプトが重要な理由

コンセプトを決めることで、そのホームページに最適なデザインやコンテンツを作成することが可能になります。

コンセプトがなければ、あやふやなデザインで無意味なコンテンツを作ってしまいます。そして適切なキーワード設定ができないため集客できないサイトとなってしまいます。

例)ブランドバッグを売りたいだけでコンセプトがない場合

基本売れればいいという考えなので、売れているサイトを真似してデザインしてしまう(ブランドのイメージを考えていないため、デザインがマッチしていない)
コンセプトがないのでコンテンツが作れなくなる(作ったとしても、売り文句だけになってしまう)
結果、集客できないサイトになります。

 

情報を整理してコンセプトを決める

以下の質問の答えを整理することで、コンセプトを作ることが可能です。

参考にコンセプトを考えてみます。

サイト制作する目的は何ですか?

例)ホームページで商品を売りたい

どのような人に見てもらいたいです?

例)20代 海外セレブが好きな人女性

※できるだけ具体的にターゲット(サイトにきてほしいユーザー)を設定します。

何を提供したいですか?

例)海外セレブも愛用している洋服の販売

※提供するのは、商品、サービス、情報など

サイトの最終的な目標はありますか?

例) サイトからの購入者を増やして海外セレブ系のコミュニティーを作っていきたい。

これらの内容を整理してコンセプトを決めます。
あまり長くならない覚えやすいフレーズだと良いです。

コンセプトは
【20代の海外セレブ好きな女性のためのファッションサイト】
に決定

※なかなかコンセプトが決まらない場合は、5W1Hを活用することもできます。
【When(いつ) Where(どこで) Who(誰が) What(何を) Why(なぜ)How(どのように)】
こちらについては、後日記事にしたいと思っています。

コンセプトを元に設計していく

このコンセプトから、テーマカラー、デザイン、コンテンツ内容を考えることができます。

コンセプトは【20代の海外セレブ好きな女性のためのファッションサイト】
ということなので、テーマーカラーはゴールドに、デザインの方向はおしゃれでゴージャス感がある(20代ということで若干派手)、コンテンツは、海外セレブの情報を盛り込むと良さそうですね。
 

まとめ

コンセプトを明確にすることで、ホームページのデザイン、コンテンツの方向が決まります。そして、ターゲットを細かく設定することで、集客できるコンテンツを作成することができるようになります。

コンセプトを決めることが、ホームページ成功の鍵となりますので、しっかり考えるようにしたいですね。

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